Review Article

化学:金属カルベノイドおよび金属ナイトレノイド挿入による触媒的C-H官能基化

Nature 451, 7177 doi: 10.1038/nature06485

炭素-水素結合を選択的に官能基化できる新規反応は、新しい戦略的合成方法をもたらすため、化学界で大きな関心を集めている。非常に有望な「炭素-水素官能基化」法では、C-H結合への金属カルベンおよび金属ナイトレンの挿入が必要である。この分野は、特にエナンチオ選択的分子間反応の領域において、過去10年間に大きな成長を遂げてきた。今回我々は、この種のC-H官能基化反応のいくつかの側面について論じ、この手法が複雑な天然物や医薬品候補化合物の合成にどのような影響を及ぼしてきたかについて展望する。

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