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行動:カケスは明日のことを思いわずらう

Nature 445, 7130 doi: 10.1038/445825a

ヒト以外の動物が頭の中で時間的推移を想定し、予期される必要性を見越して将来の計画を立てられるかどうかについては、多くの議論がある。ある動物の行動がそのような時間的推移の考慮の結果によるものであると証明するのは困難であるが、アメリカカケスについて行われた研究によると、この鳥は確かにそれを行っているらしい。「朝食の計画」と「朝食の選択」という2通りの実験から、このカケスが将来の必要に対して備えをすることが明らかになった。カケスは、翌朝餌をもらえずに空腹になると学習した場所では好んで餌を隠して蓄えたり、ある種類の餌が翌日もらえない場所ではその餌だけを特別多めに蓄えたりしたのである。この結果は、アメリカカケスが現在の動機とは無関係に、翌日の計画を自発的に立てられることを示唆している。

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