目次

Editorials

NASAの月着陸計画の成功は、本当の意味での国際協力があって初めて可能だ。

Reaching for the Moon p.789

doi: 10.1038/437789a

深刻な問題をかかえる米国食品医薬品局には、確固たる方針をもち、政治に左右されずに改革を進められる局長が必要だ。

In need of rehab p.789

doi: 10.1038/437789b

Natureの新たな姉妹誌Nature Physicsが今月創刊される。

Welcome p.790

doi: 10.1038/437790a

News

特別レポート:1918年インフルエンザウイルスのゲノム解読と、それを利用した強毒性ウイルスの再構築に賛否両論。

The 1918 flu virus is resurrected p.794

doi: 10.1038/437794a

日本企業と理研が共同で、血液1滴を使って1時間で遺伝子型を分析する装置を開発。

Japan jumps towards personalized medicine p.796

doi: 10.1038/437796b

今年のノーベル物理学賞は、光学研究者3氏が受賞。

Physics prize puts spotlight on optics p.800

doi: 10.1038/437800a

ノーベル医学生理学賞は、ピロリ菌を発見したオーストラリアの2人の医学者に。

Gut feeling secures medical Nobel for Australian doctors p.801

doi: 10.1038/437801a

News Features

鳥類学:ナビゲーターの飛翔

Flight of the navigators p.804

長距離を移動する渡り鳥が、どのようにして進路を決めるのかの研究が北極で行われている。

doi: 10.1038/437804a

米国化学会:化学反応

Chemical reaction p.807

会員のために行う非営利活動とデータベース運営などの収益事業との摩擦が、論議を呼んでいる。

doi: 10.1038/437807a

胎児細胞による治療:論文をめざして

Paper chase p.810

中国の神経外科医が行う胎児細胞を使った治療に患者が殺到しているが、学界からの評価は低い。

doi: 10.1038/437810a

News & Views

微生物学:III型砲を搭載中

Loading the type III cannon p.821

病原性細菌の多くは、宿主細胞に有毒なタンパク質を打ち込むための分泌装置を持っている。しかし、細菌がこうして打ち込む弾薬はその「銃」の内腔より大きい。では、弾はどのようにして銃に仕込まれるのだろうか。letters p.911 参照。

doi: 10.1038/437821a

宇宙物理学:継続時間の短いバーストの源

Short-burst sources p.822

継続時間の長いγ線バーストについては、そのX線残光の測定により、宇宙からのこのような明るい閃光放射の源がほぼ明らかになった。寿命が短いγ線バーストについても、その謎の解明が始まりつつある。articles p.845, letters p.851, 855, 859 参照。

doi: 10.1038/437822a

微生物学:立枯病に共謀者

Conspirators in blight p.823

菌類と細菌が共生同盟軍を作り、イネ科の植物を痛めつけることが明らかになった。米を主食としている人々は、他の穀物を主食にしている人々に比べるとずっと多い。しかし、今回の発見の意義は農業で考えられる有用性をはるかに越えるものだ。letters, p.884 参照。

doi: 10.1038/437823a

物性物理学:間違って融解

Melted by mistakes p.824

二次元ポリマーは、その性質を解明できさえすれば有用な構造となるだろうと考えられている。あるポリマーの融解時の複雑な段階にわたる相転移は、まさに解明の助けとなりそうな現象だ。

doi: 10.1038/437824b

古生物学:沈積物が示す海の変化

Sea change in sediments p.826

地球の酸素濃度は20億年前に、始まりと終わりがはっきりしない長い移行期を経てゆっくりと増加した。この期間中に微生物が残した「足跡」から、現在の地質学的データを補う生物学的証拠が得られる。今週のハイライト参照。

doi: 10.1038/437826b

生態学:波の下の星座

Stars beneath the waves p.826

群集生態学の研究の多くでは、違った時点に違う場所に出没する動物個体が同じものなのかどうか識別する必要がある。星の分布パターンを同定するのに使われるアルゴリズムが、斑点のある動物の個体識別に使えることがわかり、暗色の地肌に白い点々があるジンベイザメで検証実験が行われた。

doi: 10.1038/437826a

沈積物が示す海の変化

p.826

地球の酸素濃度は20億年前に、始まりと終わりがはっきりしない長い移行期を経てゆっくりと増加した。この期間中に微生物が残した「足跡」から、現在の地質学的データを補う生物学的証拠が得られる。今週のハイライト参照。

doi: 10.1038/fake147

追悼:Hermann Bondi 氏(1919-2005)

2005) p.828

数学者、宇宙論の研究者であり、よき公僕だったBondi氏が亡くなられた。ご冥福を祈りたい。

doi: 10.1038/437828a

Articles

細胞:線虫における細胞のプログラム死についてのCED-4-CED-9複合体の構造から得られた知見

Structure of the CED-4-CED-9 complex provides insights into programmed cell death in Caenorhabditis elegans p.831

doi: 10.1038/nature04002

生化学:抗生物質ホスホマイシンの単核鉄酵素による生合成の構造的考察

Structural insight into antibiotic fosfomycin biosynthesis by a mononuclear iron enzyme p.838

doi: 10.1038/nature03924

宇宙:GRB 050709の残光および継続時間が短くスペクトルが硬いγ線バーストの性質

The afterglow of GRB 050709 and the nature of the short-hard γ-ray bursts p.845

doi: 10.1038/nature04189

Letters

宇宙:赤方偏移 z = 0.225 の距離にある楕円銀河に付随する短いγ線バースト

A short γ-ray burst apparently associated with an elliptical galaxy at redshift z = 0.225 p.851

doi: 10.1038/nature04142

宇宙:短いγ線バーストGRB 050709の発見

Discovery of the short γ-ray burst GRB 050709 p.855

doi: 10.1038/nature04213

宇宙:短いγ線バーストGRB 050709の可視領域の残光

The optical afterglow of the short γ-ray burst GRB 050709 p.859

doi: 10.1038/nature04174

地球:古原生代の成層した海における緑色および紅色硫黄細菌の存在の生物指標という証拠

Biomarker evidence for green and purple sulphur bacteria in a stratified Palaeoproterozoic sea p.866

doi: 10.1038/nature04068

地球:非線形力学、粉粒体と動的な地震誘発

Nonlinear dynamics, granular media and dynamic earthquake triggering p.871

doi: 10.1038/nature04015

古生物:中国の白亜紀陸上生態系に見られる翼竜類の多様性と動物相の交代

Pterosaur diversity and faunal turnover in Cretaceous terrestrial ecosystems in China p.875

doi: 10.1038/nature03982

植物:病原性をもつ菌類には毒素を産生する内部共生細菌が存在する

Pathogenic fungus harbours endosymbiotic bacteria for toxin production p.884

doi: 10.1038/nature03997

医学:1918年インフルエンザウイルスのポリメラーゼ遺伝子の特徴

Characterization of the 1918 influenza virus polymerase genes p.889

doi: 10.1038/nature04230

発生:ソニックヘッジホッグに応答する休止成体神経幹細胞のin vivo解析

In vivo analysis of quiescent adult neural stem cells responding to Sonic hedgehog p.894

doi: 10.1038/nature03994

神経:外分泌腺からの性特異的ペプチドはマウスの鋤鼻器官の感覚ニューロンを刺激する

Sex-specific peptides from exocrine glands stimulate mouse vomeronasal sensory neurons p.898

doi: 10.1038/nature04033

生理:CRACチャネルを活性化するCa2+センサーであるSTIM1はCa2+貯蔵場所から細胞膜へと移動する

STIM1 is a Ca2+ sensor that activates CRAC channels and migrates from the Ca2+ store to the plasma membrane p.902

doi: 10.1038/nature04147

免疫:アポリポタンパク質を介した脂質抗原提示経路

Apolipoprotein-mediated pathways of lipid antigen presentation p.906

doi: 10.1038/nature04001

免疫:III型分泌における基質からのシャペロン解離と基質のアンフォールディング

Chaperone release and unfolding of substrates in type III secretion p.911

doi: 10.1038/nature03992

生物物理:細菌鞭毛モーターの回転におけるステップの直接観察

Direct observation of steps in rotation of the bacterial flagellar motor p.916

doi: 10.1038/nature04003

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