目次

Editorial

見過ごされがちだが科学研究における指導者の役割は重要であり、ネイチャーはNESTA(英国科学技術芸術基金)と協同して、2人の優れた指導者に賞を贈る。

p.421

doi: 10.1038/434421a7

News

米国で認可されていない遺伝子組換えトウモロコシが4年間も誤って販売されていたことが判明。

p.423

doi: 10.1038/434423a

肥満に関する米国の著名な研究者が、データをねつ造し、NIHからの300万ドル近い助成金を不正取得。

Obesity expert owns up to million-dollar crime p.424

doi: 10.1038/434424a

中国の「一人っ子政策」による男女比の偏りが、エイズ流行の悪化の要因に。

Surfeit of boys could spread AIDS in ChinaNULLs cities p.425

doi: 10.1038/434425b

カリフォルニア州の幹細胞研究への助成開始が、政治問題などで遅れる恐れ。

Lawsuits and logistics tie up CaliforniaNULLs stem-cell funds p.427

doi: 10.1038/434427a

News Features

凝縮物質物理:冷たいのがお好き

Some like it cold p.430

超低温の量子ガスが初めて作られてから10年がたち、さまざまな発見が物理学者の関心を集めている。

doi: 10.1038/434430a

古人類学:祖先を求めて

Looking for the ancestors p.432

昨年インドネシアでホモ・フローレシエンシスが発見されたが、さらにその祖先を探そうと発掘調査が続けられている。

doi: 10.1038/434432a

News & Views

遺伝学:HOTHEADの回復法

Hotheaded healer p.443

DNAに起こった塩基配列変化をゲノム全体にわたって元に戻す、今まで知られていなかった方法が、HOTHEADと呼ばれる遺伝子に変異が生じている植物を調べて明らかになった。だが、こうしたことの起こる機構はまだわかっていない。letters, p.505 参照。

doi: 10.1038/434443a

ゲノミクス:遺伝子機能研究の最前線

Frontiers of gene function p.444

RNA干渉法は役に立つことを実証し続けている。最近では、線虫でこの方法が使われ、発生の初期に機能することが知られている遺伝子のリストがさらに詳細なものになった。articles, p.462参照。

doi: 10.1038/434444a

地球科学:ちがう種類の前震

A different kind of foreshock p.445

水中音波記録によって赤道直下の太平洋のトランスフォーム断層の活動に関する測定が行われ、前震発生が、大陸のほとんどの断層系とは異なる機構によって起こるらしいことが示された。highlights 参照。

doi: 10.1038/434445a

生理学:神経シグナルは骨のリモデリングを起こすか?

Do neural signals remodel bone? p.447

ホルモンの一種であるレプチンは、体重への影響がもっともよく知られている。しかし、レプチンは骨量の調節も行っており、マウスを使った新たな実験から骨のリモデリングには神経内分泌系もかかわっていることがわかってきた。highlights 参照。

doi: 10.1038/434447a

物性物理学:閉じこめられた実験室

Lab in a trap p.448

フェルミオン、つまりスピンが半奇数の粒子は、空いているエネルギー状態に2個ずつ入る。その結果生じる「フェルミ面」は光学格子トラップ中に捕捉された超低温のカリウム原子ガスの中でも観察されるはずだ。letters, p.481 参照。

doi: 10.1038/434448a

腸の研究から酵母を考える

p.449

甲虫の腸の研究から浮かび上がってきたびっくりするような結果は、酵母のようにその性質が比較的よくわかっている生物群でさえも、その多様性については我々はほんの少ししか分かっていないことを気づかせるものだった。

doi: 10.1038/fake171

生物多様性:腸の研究から酵母を考える

Gut feeling for yeasts p.449

甲虫の腸の研究から浮かび上がってきたびっくりするような結果は、酵母のようにその性質が比較的よくわかっている生物群でさえも、その多様性については我々はほんの少ししか分かっていないことを気づかせるものだった。

doi: 10.1038/434449a

ナノテクノロジー:相関電子上の新たなスピン

New spin on correlated electrons p.451

近藤効果では、固体中の電子の流れが磁性を持った不純物によって変化をうける。カーボンナノチューブのようなナノ構造は、このおもしろい効果をさらに複雑にするようにデザイン可能である。letters, p.484 参照。

doi: 10.1038/434451a

追悼:Hubert Curien氏 (1924-2005)

2005) p.453

アリアンロケット計画の父であり、科学におけるヨーロッパ連合の擁護者であったCurien氏が亡くなられた。ご冥福を祈りたい。

doi: 10.1038/434453a

Articles

地球:東太平洋海膨のトランスフォーム断層における前震活動と地震の短期予知可能性

Foreshock sequences and short-term earthquake predictability on East Pacific Rise transform faults p.457

doi: 10.1038/nature03377

遺伝:線虫Caenorhabditis elegansの初期胚発生のRNAiを利用した全ゲノムのプロファイル解析

Full-genome RNAi profiling of early embryogenesis in Caenorhabditis elegans p.462

doi: 10.1038/nature03353

嗅覚:マウスの主嗅球における社会的シグナルの暗号化

Encoding social signals in the mouse main olfactory bulb p.470

doi: 10.1038/nature03414

Letters

宇宙:磁気レイリー・テーラー不安定性による太陽のフィラメント状構造

Filamentary structure on the Sun from the magnetic Rayleigh-Taylor instability p.478

doi: 10.1038/nature03399

物理:膨張する極低温原子雲の空間量子雑音干渉測定

Spatial quantum noise interferometry in expanding ultracold atom clouds p.481

doi: 10.1038/nature03500

物理:カーボンナノチューブの軌道近藤効果

Orbital Kondo effect in carbon nanotubes p.484

doi: 10.1038/nature03422

工学:中空コアフォトニック結晶ファイバーを用いた小型で安定な高効率全ファイバー気体セル

Compact, stable and efficient all-fibre gas cells using hollow-core photonic crystal fibres p.488

doi: 10.1038/nature03349

古気候:更新世後期の氷期終結の傾斜角による整調

Obliquity pacing of the late Pleistocene glacial terminations p.491

doi: 10.1038/nature03401

古生態:ペルム紀/三畳紀境界の動物大量絶滅と連動して起こった2回の微生物大変動

Two episodes of microbial change coupled with Permo/Triassic faunal mass extinction p.494

doi: 10.1038/nature03396

進化:「ヒオプソヅス科」化石に見られるハネジネズミ類との類似度とアフリカ獣類の全北区起源

Affinities of 'hyopsodontids' to elephant shrews and a Holarctic origin of Afrotheria p.497

doi: 10.1038/nature03351

生態:感覚トラップが正直なシグナルへと進化しうることを示す証拠

Evidence that sensory traps can evolve into honest signals p.501

doi: 10.1038/nature03363

遺伝:シロイヌナズナで見られたゲノム外情報のゲノム規模での非メンデル遺伝

Genome-wide non-mendelian inheritance of extra-genomic information in Arabidopsis p.505

doi: 10.1038/nature03380

植物科学:葉の進化における保存された発生機構の別個の採用

Independent recruitment of a conserved developmental mechanism during leaf evolution p.509

doi: 10.1038/nature03410

神経:交感神経系とCARTによるレプチンの骨吸収制御

Leptin regulation of bone resorption by the sympathetic nervous system and CART p.514

doi: 10.1038/nature03398

免疫:ナチュラルキラーT細胞による細菌スフィンゴ糖脂質の認識

Recognition of bacterial glycosphingolipids by natural killer T cells p.520

doi: 10.1038/nature03407

免疫:外来性および内在性糖脂質抗原は微生物感染中にNKT細胞を活性化する

Exogenous and endogenous glycolipid antigens activate NKT cells during microbial infections p.525

doi: 10.1038/nature03408

細胞:分裂酵母Mes1pはサイクリンCdc13pの分解を阻害して減数第二分裂の開始を保証する

Fission yeast Mes1p ensures the onset of meiosis II by blocking degradation of cyclin Cdc13p p.529

doi: 10.1038/nature03406

発生:DSP1 によるショウジョウバエPolycombグループタンパク質のクロマチンへの誘導

Recruitment of Drosophila Polycomb group proteins to chromatin by DSP1 p.533

doi: 10.1038/nature03386

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