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地球中心への旅

Nature 427, 6972 doi: 10.1038/fake181

地球の核での鉄のふるまいを調べるために、地球の核と同じ極限条件が再現された。 我々はジュール・ベルヌの小説のように核を直接調べることはできない。核についての知識は地球の中を伝わってくる地震波の測定に依存している。しかし、核内部の温度と正確な構造を推定するためには、高い圧力下での鉄のふるまいも正確に知る必要がある。 J H NguyenとN C Holmesはダイヤモンドの小さな「金床(アンビル)」を使った。そこに大気圧の200万倍以上の圧力を生成できるガス銃を用いて鉄の試料を打ちつけたのである。 この実験の結果、地球の固体の核はこれまで考えられていたよりも低い圧力で溶け始めることが示されたと彼らは主張しており、さらに、核は過去20年の間仮定されていたような2つの異なった形態の鉄ではなく、おそらく高密度に凝縮されたただ1つの形態の鉄で形成されていると述べている。

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