刊行目的と対象範囲

フォトニクスは、光に関する科学的研究と光の応用を内容とし、現代の家庭、工場や研究機関で 使われる数多くのデバイスの背後にある重要な技術となるまでに成長しました。今日、フォトニクスは、ノーベル賞受賞研究分野であるとともに10億ドル産業 でもあり、光ファイバー通信、データ記憶装置、フラットパネルディスプレイ、材料加工といった用途を下支えしています。

Nature Photonicsは、このエキサイ ティングな研究分野を専門に扱う新月刊ジャーナル誌で、発光、光の操作と検出のすべての研究分野を対象として、最高品質の査読研究論文を掲載していきます。

本誌は、光の基本的特性や光と物質の相互作用に関する研究、そして最新のオプトエレクトロ ニックデバイスの設計や光子の新たな応用例にまで対象を広げます。

本誌では以下のトピックをとりあげます。

  • レーザー、発光ダイオード、その他の光源
  • 画像形成、検出体、センサー
  • オプトエレクトロニックデバイスとコンポーネント
  • 新規材料と工学的に作製された構造体
  • 光の伝搬、相互作用、挙動の物理的性質
  • 量子光学と暗号化技術
  • 超高速フォトニクス
  • バイオフォトニクス
  • 光データ記憶
  • 分光学
  • 光ファイバーと光通信
  • 太陽エネルギーと光起電
  • ディスプレイ
  • テラヘルツ技術

Nature Photonicsは、物理科学に関 係する他のNature系ジャーナル誌と同じように総説論文、研究論文、News and Views記事、そしてオプトエレクトロニクスの分野における最新の研究成果を概説するリサーチハイライトを掲載します。これに加えて、フォトニクス産業 のビジネス面に焦点を当てた多彩な記事があり、技術の商品化や市場分析といった点をカバーします。

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ネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)には、フォトニクスに関係する一流の研究論 文を数多く発表してきた歴史があります。例えば過去50年間以上の間に、Natureは、レーザーの初めての試作 品(Maiman, 1960)や最初のポリマーLED(Burroughs, 1990)といったテーマに関する独創的な論文を掲載してきました(「フォトニクス・ハイライト」 参照)。 Natureとその姉妹誌Nature MaterialsNature Physicsが、今後もフォトニクスを対象としていく一方で、NPGは、フォトニクスに特化した新たな月刊ジャーナル誌を創刊する ことになりました。Nature Photonicsは、他のNPG系論文誌とは異なり、基礎研究から新たな応用 例や技術の商品化までフォトニクスの全ての領域を対象としていきます。Nature Photonicsは2007年1月に創刊予定で、選りすぐった一次研究論文のみを掲載し、詳細な ニュース記事や分析記事がこれらの論文を補完します。これにより本誌は、学術研究機関と企業のいずれの研究者にとっても貴重な情報源となるユニークな刊行 物となります。

Nature Photonicsの国際標準逐次刊 行物番号(ISSN)は1749 4885(印刷版)、1749 4893(オンライン版)です。

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