Advance Online Publication
ngeo.2007.24
アラビア─インドプレート境界における右横ずれ活運動の、現場での観測による証拠
In situ evidence for dextral active motion at the Arabia-India plate boundary
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アラビア─インドプレート境界(オーウェン断裂帯とも呼ばれる)は大きなテクトニックプレートの中でもほとんど知られていない境界であろう。これは早い段階でカールスバーグ海嶺に沿った発散運動が、ヒマラヤ山脈での収束運動へと変わるトランスフォーム断層の例として知られるようになったが、その構造と運動の速度は良く分かっていない。本論文では、北西インド洋のアラビア─インド─ソマリア三重会合点における海底マルチビーム探査に基づいて、この断層に沿って右横ずれの運動が起きているという最初の直接的証拠を提示する。オーウェン断裂帯を探査した結果、約12kmにわたり明白な横ずれ断層運動が存在し、南端では50kmの幅で海盆が引っ張られた活断層が境界となった証拠が示された。この新しい拘束条件を全球のプレート運動に対する測地学的モデルに基づいて評価すると、アラビアプレートのインドプレートに対する角速度を確実に決定することが可能となり、それはオーウェン断裂帯に沿った右横ずれ運動が2-4 mm yr-1と予測される。このトランスフォーム断層はおそらくおよそ800万年前に、三重会合点の配置に変化をもたらした、局地的なプレートの速度と方向の再構成に対応して始まったと考えられる。変形が非地震性のクリ-プでない限りは、アラビア─インドプレート境界に沿ってマグニチュード7以上の地震がまれに起こる可能性がある。
高等師範学校(仏) Marc Fournier et al
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