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一次研究論文の発表形式

Article

Nature Chemistryでは、原著研究論文をArticleという単一の形式で掲載します。Articleには通常、短編の「Communication」とされる論文から、詳細に記述された研究論文までが含まれます。長さを問わず、新規性のある重要な研究論文で、質が高く、化学界で広く関心をもたれるものを扱います。Articleは一般に、印刷版3~8ページ分の長さです。

本文(抄録、Methods、参考文献、図版の説明文を除く)は3,000ワード以内とします。表題の長さは15ワード以内とします。抄録は、100~150ワードとし、参考文献の記載は不要です。ここでは、論文のテーマを大まかに概説し、研究の主たる成果とその意義を、技術論に立ち入らずに簡潔にまとめてください。

Articleの本文では、まず導入部(見出しは不要)で他の文献を引用して、研究の背景を詳しく説明してください(この場合に、抄録と一部重複してもかまいません)。引き続き、Results、Discussion、Methodsという見出しをつけて、各項目を順に記載してください。ResultsとMethodsはそれぞれ、テーマに応じた小見出しを使って細分化できます。Discussionは、簡潔な記述を心がけて、小見出しを使わないでください。本文中のMethodsは、800ワード以内とします。ここに書き切れない実験手順や特性データは、Supplementary Information(補足資料)として記載してください。参考文献は50点以内とします。脚注は使用できません。

Articleには、ワード数に応じて、最大6点の図表類を添付できます。また、必要に応じて、一定数の分子構造画像(説明文なし)や番号付き数式を添付できます。論文の組版・レイアウトを円滑に進めるため、図表類の数は、論文のワード数に見合ったものとしてください。2,000ワード未満の論文の場合、図表類は4点以下とします。概略図は使用できません。これらは、図として示してください。

Articleには、受付日/受理日を記載してください。Supplementary Informationを添付することもできます。Articleについては査読が行われます。本誌への掲載に先立って、金銭的利害の対立に関する申告を必ず行ってください。

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その他の論文・記事の発表形式

Review

Reviewは、特定の研究分野における最近の進展に関する、信頼性が高く、バランスのとれた学術的な総説論文です。確かに総説論文は、各分野の専門家による学術的な性格をもったものとしてとらえられるべきですが、専門家ではない読者に情報を提供するという視点から書かれるべきです。したがって、総説論文は、専門用語の多用や細かな技術論を避け、単純な散文体で執筆してください。

Reviewは、通常、印刷版10ページ以内とし、一般読者のために書かれた100~150ワードの抄録(参考文献の記載は不要)から始めてください。本文は、6,000ワード以内とします。添付できる図、表、囲み記事は、合計8点以内です。参考文献は100点以内です。引用は厳選してください。脚注は使用できません。Review論文の著者数は、通常、3名以内です。

各Reviewの対象範囲は、十分に広く設定し、単一の研究室での研究、特に著者自身の研究内容に限定しないでください。Reviewにおいて、未発表の一次研究データを引用しないでください。

Reviewには、受付日/受理日は記載されません。Reviewについては、事実の正確さ、適切な引用と学術的なバランスを期すために査読が必ず実施され、編集チームと協議の上、編集されます。本誌への掲載に先立って、金銭的利害の対立に関する申告を必ず行ってください。

Perspective

Perspectiveは、一次研究論文の学術的総説と評論の第二の発表形式です。

Perspectiveは、Reviewより短く、対象範囲も狭いことがあります。Perspectiveでは通常、急速に進展する科学分野を重点的に記述した総説、あるいは本格的な総説論文を書くには十分に成熟していないとも考えられる発展途上の研究分野について論じます。また、物議をかもしている立場の擁護や推測に基づく仮説の提示が内容となることもあります。研究に関する論争で相対立する2つの立場をそれぞれ擁護する2つの論文は通常、Perspectiveとして掲載されます。

Perspectiveは通常、印刷版5ページ以内とし、一般読者のために書かれた100~150ワードの抄録(参考文献の記載は不要)から始めてください。本文は、3,000ワード以内とします。Perspectiveに添付できる図、表、囲み記事は、合計4点以内です。参考文献は50点以内です。引用は厳選してください。脚注は使用できません。Perspectiveの著者数は、通常、3名以内です。未発表の一次研究データを引用しないでください。

Perspectiveには、受付日/受理日は記載されません。Perspectiveについては、事実の正確さ、適切な引用と学術的なバランスを期すために査読が必ず実施され、編集チームと協議の上、編集されます。本誌への掲載に先立って、金銭的利害の対立に関する申告を必ず行ってください。

News and Views

News and Viewsは、Nature Chemistryやその他のジャーナルで発表された研究論文や、学会で報告された化学の最新の研究成果を読者に伝える記事です。

ほとんどのNews and Viewsは、エディターからの依頼によって執筆されますが、掲載候補となるような研究論文や学会を編集チームに提案することはできます。このような提案は、必ず当該研究論文の発表前や学会開催のかなり前の時点で行ってください。

News and Viewsについて査読は行われませんが、著者と相談の上で編集が行われます。本誌への掲載に先立って、金銭的利害の対立に関する申告を必ず行ってください。

Correspondenceは、読者が、Nature Chemistryで過去に掲載された論文に関してコメントしたり、化学に関係する論点について議論したりするセクションです。印刷版1ページ以内、通常250~500ワードの長さとし、図表1点と参考文献10点におさめるようにしてください。脚注は使用できません。参考文献欄では、論文の表題を省略してください。Correspondence記事の表題は、エディターが作成します。

Correspondenceにおいて既発表の研究論文を批判している場合、批判された論文の著者は、本誌上で簡潔な返答を発表することができます。意見や二次的な問題を批判するCorrespondenceの場合には、返答する権利は自動的には発生しません。

反論を内容とするCorrespondenceについては、必ず査読が行われますが、受付日/受理日は記載されません。他のタイプのCorrespondenceについても、エディターの判断で査読が行われることがあります。本誌への掲載に先立って、金銭的利害の対立に関する申告を必ず行ってください。

Commentary

Commentaryは、化学に関連した政策論、科学と社会の問題、あるいは純粋な科学的論点に焦点を当てた記事です。通常、エディターからの依頼によって執筆されますが、提案は歓迎します。直ちに幅広い読者層の関心を呼ぶような内容とし、読みやすく、技術論に立ち入らない文章を心がけてください。これは本誌のOpinion欄に相当するため、1人の著者による記事のほうが望ましいと考えられます。

Commentaryは通常、2,000ワード以内とし、参考文献は25点以内とします。参考文献欄では、論文の表題を省略してください。脚注は使用できません。図、表、囲み記事の添付(各記事につき3点以内とする)を推奨しますが、必要条件ではありません。Commentaryには、一次研究データを記載できませんが、「社会学的」データ(資金調達動向、人口統計、書誌データなど)を示すことはできます。

本誌への掲載に先立って、金銭的利害の対立に関する申告を必ず行ってください。なお、エディターの判断でCommentary論文の査読が行われることがあります。受付日/受理日は記載されません。

Book Review

Book Reviewでは、化学界の関心を呼ぶ新刊書の書評を掲載します。書評にふさわしい書籍の提案は歓迎しますが、編集部からの事前の依頼に基づいて執筆されます。通常、印刷版1ページ以内とします。

本誌への掲載に先立って、金銭的利害の対立に関する申告を必ず行ってください。Book Reviewについては査読を行いません。受付日/受理日も記載されません。

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