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2006年
RESEARCH HIGHLIGHT



Nature Physics  2,651 (2006) | doi: 10.1038/nphys435

遊泳、回折、凝縮
遠距離場での回析を克服する

調べるために用いた光の波長より小さな物体の特徴は、回析があるため解像できない。

しかし、回折限界として知られる光学におけるこの最も基本的な原理には、例外がある。回折限界は物体からある程度離れた「遠距離場」において形成された画像にのみ当てはまることは、おそらく良く知られている。したがって、プローブ(光ファイバーの末端など)を用いて光を当てた物体の極近傍の光場を走査することによって、物体の波長より小さな特徴を解像できる。これが、近接場光学顕微鏡の仕組みである。

2つのグループが、別の例外を見つけたようである(Opt.Express 14, 8247-8256; 2006およびPhys. Rev. B 74, 075103; 2006)。彼らは、半径方向の誘電率と接線方向の誘電率の符号が反対の円柱状「ハイパーレンズ」により、物体の微細な構造の情報を持つエバネッセント波を遠距離場に伝搬する波に変換することを提案している。したがって、従来の光学機器でそのような遠距離場の波を操作して、物体の構造に含まれる波長よりも小さな特徴を明らかできるかもしれない。

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