Nature Physics 2,501 (2006) | doi: 10.1038/nphys397
爆縮の診断
レーザーで駆動する慣性閉じ込め核融合は、水素原子核の融合によってエネルギーを発生させる代表的な方法の1つである。
この方法では、重水素と三重水素が入っている球状のペレットに多数の高出力レーザービームを全方向から照射し、核融合に必要な高温・高圧に達するまで圧縮・加熱する。この方法を使用して自続的核融合反応の点火は次の5年以内に達成されると期待されるが、そのためにはペレットをほぼ完全に対称的に圧縮する必要があるだろう。
この目的のため、A Mackinnonらはストロボに似た方法で陽子のパルスビームを使用する放射線写真法によってレーザーで駆動駆動された爆縮中の正確な瞬間におけるペレットの形状および密度の画像を撮影できることを実証した(Phys. Rev. Lett. 97, 045001; 2006)。このような診断法は、点火に必要な条件を最適化するのに不可欠であると思われる。
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