Nature Physics 2,501 (2006) | doi: 10.1038/nphys378
レンズがなくてもシャープな焦点
屈折レンズは、近赤外から可視波長の光を集束する最も一般的な手段である。
しかし、これ範囲にない波長においては、そのようなレンズは全く存在しない。この問題に取り組むために、S Hongらはレンズを用いないで光の集束パターンを生成する技術を実証した(Appl. Phys. Lett. 88, 261107; 2006)。
この技術は、単色の光学パターンを様々な方向から集まる非集束平面波の重ね合わせとして扱うことができるという事実に基づいている。S Hongらは、鏡を用いて可視光レーザーのビームを15本のビームに分割し、円周上に均一に振り分けた角度から1点に集めて(写真)、光学的ベッセル分布の精密な近似を発生させた。さらに、センタースポットは光学波長の約1/3に集束することを示した。これは、顕微鏡法から光トラッピングまでさまざまな用途に役立つ可能性がある。
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