profile : Profile
------商品化を追求する活発な産学連携 |
![]() |
産業革命発祥の地が、
今、ナノテク研究の拠点に
「産業革命によって誕生した最初の工業都市」。マンチェスター、リーズを中心とするノース・オブ・イングランド地域は、そう形容される。18世紀後半に蒸気機関を用いた紡績工業で花開き、一躍、自由貿易の中心的存在へと躍り出た。19世紀以降は、主な産業が重工業や電子工業へと移り、「商取引の街」としても知られるようになった。
1999年、この歴史あるノース・オブ・イングランド地域に、英国政府が二つの地域開発公社を設立した。一つは「北西イングランド地域開発公社」、もう一つは「ヨークシャー開発公社」だ。日本における活動では併せて「英国ノース・オブ・イングランド開発公社」と総称されている。同公社はビジネス主導を全面に打ち出しており、民間企業のノース・オブ・イングランド地域へ誘致、土地や建物の紹介、大学、研究機関等の共同研究パートナーのアレンジなどを無料で行っている。
英国ノース・オブ・イングランド開発公社がとくに力を入れているのは、ナノメートルサイズのきわめて微小な加工技術を実現するナノテクノロジー(以下ナノテク)の商業化だ。地域内には18の大学があり、そこでは微細加工技術やナノ粒子、表面物理学、超分子物質といった最先端のナノテク研究が、巨額の予算を投じて推進されている。学部間の共同研究もさかんで、企業とも綿密なパートナーシップがとられている。大学からスピンアウトする企業も増え、産学連携が理想的なかたちで実現されつつある。
といっても、ナノテクの技術移転には課題も多い。よく言われるのは、「開発された技術に、製品化が追いついていけない」というもの。英国ノース・オブ・イングランド開発公社は、その要因を「大量生産法、コスト、流通の確保などが、最先端の研究成果を産業に応用できない要因となっている」と分析し、地域内外のナノテクに関連したあらゆるスキルと情報を統合することが、ブレイクスルーにつながると考えている。
内容に関する詳しいお問い合わせは…
英国ノース・オブ・イングランド開発公社
http://www.noejapan.com
〒105-0021 東京都港区東新橋2-18-3 ルネパルティーレ汐留5F
Tel : 03-5472-3060
Fax : 03-5472-3035
Email : info@noejapan.com


