編集者について

編集長

Brian Kelsall

Brian Kelsall, MD

現在、Kelsall博士は、国立衛生研究所(NIH)のアレルギー感染研究所(NIAID)分子免疫研究室粘膜免疫学セクション(メリーランド州ベセスダ)の部長兼終身研究員です。 Kelsall博士は、ケース・ウェスタン・リザーブ大学医学部で正式な医学教育を受けた後、ニューヨーク病院で内科研修を終え、バージニア大学で特別研究員として感染症を研究しました。 1995年にNIHで独立した研究室を設立する前は、Warren Strober博士と共に粘膜免疫学分野のポスドクとして研究を行なっていました。 博士の研究は、腸感染における免疫反応の調節、特に粘膜性免疫寛容の誘導および調節における樹状細胞集団の役割に重点を置いています。 現在は、腸のウイルス感染に対する自然免疫ならびに獲得免疫において、また炎症性腸疾患の発生機序において、樹状細胞が有する機能についての研究を展開しています。 研究室では、樹状細胞およびマクロファージによって、T細胞応答性分化の指令に重要なサイトカインの生産が調整される分子メカニズムについても研究しています。 これらの研究の主要目的は、炎症性腸疾患に対する新規粘膜ワクチンおよび治療法を開発することです。 Kelsall博士は、12年間にわたりSociety for Mucosal Immunology(SMI)の主要な会員であり、SMI編集委員およびSMI理事会の選出会員です。 Kelsall博士は、現在American Association of Immunologists(AAI)、Infectious Disease Society of America(IDSA)、およびAmerican Society for Clinical Investigation(ASCI)の会員でもあります。 博士は多数の叙勲および賞を受けており、65以上の研究論文、総説、論評などを発表しています。 

副編集長

Paul Garside

Paul Garside, PhD

Garside博士は、ストラスクライド大学のバイオフォトニクスのディレクター、およびグラスゴー大学免疫・感染・炎症学部門の客員教授です。 博士は、英国サルフォード大学で理学士を、および英国ノッティンガム大学で、腸管寄生虫に関する研究で博士号を取得しました。 博士は、後に免疫生物学の教授として就任した英国グラスゴー大学で、Wellcome Trustのキャリア開発の特別研究員として研究を行ないました。 Garside博士の研究の中心は、自己免疫疾患と炎症性疾患の治療法およびワクチンのデザインと用途の改良を目的として、生体内における細胞と分子の相互作用の追跡によって免疫制御を理解することです。 生体内における免疫反応を研究し、そのための技術を開発することによって、さまざまな場合におけるリンパ球と抗原提示細胞との相互作用を調べる研究を可能としました。 そしてTH1およびTH2型免疫応答がどのように発生するのか、DNAワクチン接種のメカニズムと効果、免疫反応性に対する感染の影響、および自己免疫の制御に関する情報も得られています。 さらに最近では、多光子顕微鏡を使って、生体内免疫応答の発生過程における抗原特異的T細胞の相互作用を、リアルタイムで観察する研究に携わっています。 博士は、Society for Mucosal Immunology (SMI)編集委員およびSMI理事会の選出会員であり、British Society for Immunology(BSI)の会員でもあります。 

Jo Viney

Jo Viney, PhD

Viney博士は、ワシントンのアムジェン社において、自己免疫疾患および炎症性疾患を研究する、50人以上の研究者を擁する部署を統括しています。 グループの研究目的は、自己免疫疾患および炎症性疾患(炎症性腸疾患、喘息、多発性硬化症、狼瘡、関節リウマチ、乾癬、および繊維症)患者の健康を改善する新しい治療法の発見と開発です。 Viney博士の研究チームは、腸の免疫反応調節を中心に関心を持っています。 最近では博士のグループは、粘膜組織で発現しT細胞を負に調節する機能を持つ、新規B7ファミリーの同定と特性の解析に焦点を合わせて研究を行なっています。 また、有力な治療法の検証および樹状細胞調節による免疫反応の調節を重視した、炎症性腸疾患の基本的メカニズムについても関心を持って研究を行なっています。 現在までViney博士は、約12年間アムジェン社(前イムネックス社)に在籍しています。 それ以前は、ジェネンテック社(サンフランシスコ)および王立癌研究所(ロンドン)でポスドクとして研究を行なっていました。 博士号は、ロンドン大学聖バーソロミュー病院から授与されました。 炎症分野で50以上の出版物を発表しています。 博士は、American Association of Immunologists(AAI)会員であり、Society for Mucosal Immunology(SMI)の選出評議員でもあります。