Nature Video

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Nature Video では、Nature 掲載論文に関連した動画をはじめとする、最新の科学動画をお届けしています。ただし、動画はすべて英語で、「動画をみただけでは英語が聞き取れなくて、内容がよくわからなかった!」という声も寄せられています。

そこでここでは、Nature Video から重要かつ興味深いトピックを選び、日本語の解説文・関連情報を付けてご紹介していきます。定期的に更新していきますので、ぜひご覧ください。

2013年3月15日

福島県の原発事故から早2年が経過した。住民たちは放射能による身体的な影響からは守られているものの、精神面への影響はいまだ深刻である。Nature 記者の Geoff Brumfield が現地を訪れ、現況を取材した。

2011年9月7日

福島第一原子力発電所の原子炉3機におけるメルトダウンを発端とした原発事故により、日本では現在も危機的状況が続いている。原子炉の安定化作業、また日本および世界中の原子力発電に危機を与えたこの事故の影響に関し、Nature Video が最新情報をお届けする。

2011年1月21日

タツノオトシゴ類は、胴部が湾曲し頭部が腹側にうな垂れ、口吻が細長く伸びているが、実は、まっすぐな体形のヨウジウオ類に似た祖先種から進化したとされている。今回、アントワープ大学(ベルギー)の S Van Wassenbergh らが生体力学的解析を行った結果、ヨウジウオ類と比べて、タツノオトシゴ類の体形・姿勢が獲物を捕獲するのに有利に働くことが確認された。このことは、タツノオトシゴ類の独特な体形の説明になると考えられる。

日本語アブストラクトをご参照ください。
論文は Nature Communications に掲載されている。

2011年1月11日

ペンギンは、気候変動が海洋生態系に及ぼす影響をみるための指標とされている。研究の際には、個体識別のために、ペンギンの翼にバンド(フリッパーバンド)をつける方法が標準的にとられている。このたび、南極のポゼッション島に生息するキングペンギンを10年にわたって追跡調査した結果が発表された。それによると、バンドをつけたペンギンは、バンドをつけていないペンギンに比べて、生存率が低く、産んだヒナの数も少なかったことがわかった。バンドを用いた調査から得られたデータには、再考が必要となるだろう。

日本語ハイライトをご参照ください。
論文は Nature に掲載されている。
関連記事Nature 469, 164, News & Views)もあわせてご参照ください。

2010年12月9日

世界最古の科学計算機として知られる「アンティキテラ島の機械」は、約2000年前に古代ギリシャで製作された歯車式機械である。天体運行を計算するために作られたと推測されているこの精密な機械が、数千個に及ぶLEGOのパーツを使って再現された。

関連記事Nature 468, 496-498, News Feature)
Antikythera Mechanism Research Projectについて

Sponsored by Digital Science a new division of Macmillan Publishers that provides technology solutions for researchers. Available under a CC-BY-3.0-Unported license.

2010年10月29日

コウモリが昆虫サイズの物体を定位する方法はよく知られているが、今回、コウモリが水たまりのように大きくて平らな物体をどのように認識しているかが初めて示された。しかも、生まれてから一度も水たまりや川に接したことのない若いコウモリを実験に使うことで、哺乳類が先天的に備えた機構によって生息環境を認識する例を初めて示すことができた。研究チームが撮影したスローモーション映像を見ると、コウモリが反響定位を利用して周囲にある水を見つける方法がよくわかる。

マックスプランク鳥類研究所(ドイツ)のS GreifとB Siemersは、表面の素材や質感が異なるプレートを何種類か作って置き、15種のコウモリで実験した。するとコウモリは、滑らかな金属表面もしくは木材表面を、水面と同じものとして認識することがわかった。実際、コウモリは水面ではないこれらの表面から水を飲もうとする行動を繰り返したのである。また、水たまりに触れた経験のない若いコウモリでもこれと同じ振る舞いがみられたことから、反響定位のみを頼りにして水面を認識する機構はコウモリに先天的に備わっているものだと考えられる。さらに、この認識機構は、視覚や化学物質受容、触覚で矛盾する感覚刺激が存在する場合に使われることも明らかになった。

論文は Nature Communications に掲載されている。
関連記事Nature 468, 181, News & Views)もあわせてご参照ください。

2010年10月27日

脳–マシンインターフェースを使った実験から、ヒトは自分の思考を制御することで、コンピューター画面上の画像を変化させられることがわかった。カリフォルニア工科大学の研究チームは、治療上の必要から頭蓋内に電極を設置された被験者に、2つの像が重なったコンピューター画像を見せた。一方の像をフェードインもしくはフェードアウトするよう求めたところ、被験者はニューロンの活動を調節することを学習し、合成画像の内容を制御できるようになった。

論文は Nature に掲載されている。
関連記事(Nature News)もあわせてご参照ください。

※動画はすべて英語で、日本語の字幕はありません。

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