News

議論激しい米大陸到達時期に新説を投げ掛ける石器

チキウイテ洞窟(メキシコ)での発掘と、この遺跡で見つかった石器の1つ。 Credit: MADS THOMSEN

メキシコ中部の山中にある洞窟の発掘で、人類が3万年以上前にその地に居住していたことを示す証拠が出土した。このことは、人類の北米到達が従来の想定を1万5000年以上さかのぼることを示唆している。この研究結果はNature 8月6日号93ページに掲載された(C. F. Ardelean et al. Nature http://doi.org/d4wz; 2020)。

全文を読むには購読する必要があります。既に購読されている方は下記よりログインしてください。

翻訳:小林盛方

Nature ダイジェスト Vol. 17 No. 10

DOI: 10.1038/ndigest.2020.201006

原文

Controversial cave discoveries suggest humans reached Americas much earlier than thought
  • Nature (2020-07-22) | DOI: 10.1038/d41586-020-02190-y
  • Colin Barras