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主要学術出版社はプランSをどう見ているか
欧州の研究資金配分機関が中心的な役割を果たしている国際コンソーシアム「コアリションS(cOAlition S)」は、2018年9月の発足と同時に、オープンアクセスの実現計画「プランS(Plan S)」を策定した。コアリションSは、2020年以降、公的研究資金を受けた研究者に対して、誰でも無料でアクセスできる形で論文を出版することを義務付けようとしている(2018年12月号「ペイウォールをなくすための過激な計画」参照)。これに対して、Nature やScience などの学術誌を発行している各出版社は、プランSの規定が変更されない限り従うことはできないと反発している。
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翻訳:三枝小夜子
Nature ダイジェスト Vol. 16 No. 5
DOI: 10.1038/ndigest.2019.190505
原文
High-profile subscription journals critique Plan S- Nature (2019-02-26) | DOI: 10.1038/d41586-019-00596-x
- Holly Else
参考文献
- McNutt, M. Proc. Natl Acad. Sci. USA 116, 2400–2403 (2019).