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チューリングの数理生物学研究に着想を得た脱塩フィルター

Nature ダイジェスト Vol. 15 No. 7 | doi : 10.1038/ndigest.2018.180703

原文:Nature (2017-05-03) | doi: 10.1038/d41586-018-05055-7 | Water filter inspired by Alan Turing passes first test

Mark Zastrow

数学者アラン・チューリングが発表した唯一の生物学論文で予想された三次元構造を持つ膜は、脱塩フィルターとして利用できる。

このたび、浙江大学(中国杭州市)の材料科学者Lin Zhang(張林)が率いる研究チームが、従来のナイロン製脱塩フィルターの3倍の速さで機能するフィルターを開発し、Science 2018年5月4日号518ページに報告した1。この膜は、暗号解読者としても知られる英国の数学者アラン・チューリング(Alan Turing)の数理生物学研究に着想を得て、ポリマー糸を合成する際に混ぜ合わせる2つの材料の反応速度を調整し、管状のユニークなナノ構造を自律的に形成させたものである。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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