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色で身を隠していた羽毛恐竜

Nature ダイジェスト Vol. 15 No. 2 | doi : 10.1038/ndigest.2018.180212

原文:Nature (2017-11-02) | doi: 10.1038/nature.2017.22891 | Camouflage plumage patterns offer clue to dinosaur’s habitat

John Pickrell

羽毛恐竜シノサウロプテリクスの特徴的な体色パターンが明らかになり、この小型獣脚類が開けた環境に生息していたことが示唆された。

シノサウロプテリクスの想像図 | 拡大する

ROBERT NICHOLLS

1996年、中国遼寧省で羽毛の痕跡を有する小型肉食恐竜の化石が発見された。シノサウロプテリクス(Sinosauropteryx)と命名されたこの獣脚類は、非鳥類型恐竜として初めて羽毛に覆われていたことが示された恐竜となった。その後、2010年に尾が褐色と白色の縞模様であったことが示され1、今度は初めて体色が特定された恐竜の1種となった。そして今回、新たな分析から、この輝かしい経歴を持つシノサウロプテリクスの全身の体色パターンが再現され、背部が暗くて腹部が明るい「カウンターシェイディング」と呼ばれる隠蔽色をしていたことが明らかになった。顔には、目の周りにアライグマのような「盗賊マスク」模様もあったという。この成果は、Current Biology 2017年11月6日号2に掲載された。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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