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高エネルギーニュートリノの発生源を特定

Nature ダイジェスト Vol. 15 No. 10 | doi : 10.1038/ndigest.2018.181008

原文:Nature (2018-07-19) | doi: 10.1038/d41586-018-05703-y | Single subatomic particle illuminates mysterious origins of cosmic rays

Davide Castelvecchi

宇宙から飛来した高エネルギーのニュートリノが南極大陸の観測施設で検出され、遠い発生源が初めて特定された。宇宙線がどこで生まれるのかという謎の解明に近づいた。

アイスキューブ・ニュートリノ観測所の写真を基にしたイメージ画像。南極大陸の南極点にあり、氷床の中に検出器を埋設している。 | 拡大する

ICECUBE/NSF

宇宙から飛来した高エネルギーのニュートリノが2017年9月、南極大陸の氷床の中に設置された巨大なニュートリノ観測施設で検出され、世界中の望遠鏡と観測衛星による追跡観測で、その発生源とみられる天体が初めて特定された。その天体は、約38億光年離れた、「ブレーザー」と呼ばれる活動銀河核だった。高エネルギーのニュートリノの発生源は、高エネルギーの宇宙線の発生源でもあるとみられ、自然界で最も高エネルギーの粒子である宇宙線がどこでなぜ生まれるのかという、長年の謎の解明に近づいた。これらの研究結果は2018年7月12日、Scienceなどで発表された。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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