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研究室でついに血液幹細胞の作製に成功

Nature ダイジェスト Vol. 14 No. 7 | doi : 10.1038/ndigest.2017.170704

原文:Nature (2017-05-17) | doi: 10.1038/nature.2017.22000 | Lab-grown blood stem cells produced at last

Amy Maxmen

長い間試行錯誤が続いていた血液幹細胞の作製法を、2つの研究チームがマウスとヒトで完成させた。

ヒトiPS細胞から作られた造血幹細胞と造血前駆細胞。 | 拡大する

Rio Sugimura

20年にわたる研究により、成熟細胞を形質転換させて、自己複製や血液構成細胞の再生を行う始原血液細胞を作り出す方法を2つの研究チームがそれぞれ編み出し、Nature 5月25日号に報告した1,2。これらの研究は、白血病などの血液疾患の治療で骨髄移植が必要だが適合するドナーが見つからない患者に、希望をもたらすと考えられる。今回の知見が臨床に橋渡しされれば、患者は、研究室で培養された自身の健康な細胞を再び自己の体内に戻す治療を受けられるようになるだろう。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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