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細菌でプリオン様タンパク質を発見

Nature ダイジェスト Vol. 14 No. 3 | doi : 10.1038/ndigest.2017.170307

原文:Nature (2017-01-12) | doi: 10.1038/nature.2017.21293 | Prion-like protein spotted in bacteria for the first time

Charles Q. Choi

これまで植物や動物などの真核生物の細胞でしか見つかっていなかった「プリオン」が、細菌でも見つかった。

ボツリヌス菌(Clostridium botulinum)には他の細菌においてプリオンのようにふるまうタンパク質が存在する。 | 拡大する

BSIP/UIG/Getty

ボツリヌス菌(Clostridium botulinum)が有するあるタンパク質の一部を酵母や大腸菌内に移入すると、プリオンのような挙動を示すことが、ハーバード大学医学系大学院(米国マサチューセッツ州ボストン)のAndy H. YuanとAnn HochschildによってScience 1月13日号に報告された1。プリオンは、「狂牛」病のような神経変性疾患を引き起こすことで有名な感染性因子で、その存在が初めて細菌で確認された可能性がある。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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