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Ia型超新星の発生プロセスは2つ?

Nature ダイジェスト Vol. 14 No. 11 | doi : 10.1038/ndigest.2017.171112

原文:Nature (2017-08-24) | doi: 10.1038/nature.2017.22066 | Supernova’s messy birth casts doubt on reliability of astronomical yardstick

Shannon Hall

宇宙の距離計として使われているIa型超新星について、よく知られた旧来の発生シナリオを裏付ける特徴的な観測結果が初めて得られ、発生プロセスは2つあるという見方が強まっている。

伴星(右)から物質を吸い上げる白色矮星(左)の想像図。 | 拡大する

NASA

Ia型と呼ばれる超新星は、絶対的な明るさがほぼ一定なので、天文学者たちは「標準光源」として使っている。つまり、Ia型超新星の見かけの明るさから宇宙論的な距離を測定することができ、これを基に宇宙の加速膨張も発見された。しかし、Ia型超新星がどのようにして発生するかについては、現在も議論が続いている。2つのシナリオが有力視されているが、そのうち、伴星から白色矮星への物質の降着で生じるという旧来のシナリオを裏付ける特徴的な観測結果が今回初めて得られた。もう1つのシナリオを支持する観測結果も多く、発生プロセスは2つあるという見方が強まっている。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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