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「鎧竜」の鋭い突起はディスプレイ用だった?

Nature ダイジェスト Vol. 14 No. 11 | doi : 10.1038/ndigest.2017.171106

原文:Nature (2017-08-26) | doi: 10.1038/nature.2017.22511 | Dinosaurs’ spiky armour may have been status symbol

Traci Watson

保存状態が極めて良好な曲竜の新種の化石について軟組織の詳細な分析が行われ、この恐竜が、派手な棘状の突起を仲間へのディスプレイとして使っていた可能性が示唆された。

ボレアロペルタ(Borealopelta markmitchelli)の化石。 | 拡大する

Royal Tyrrell Museum of Palaeontology, Drumheller, Canada

ジュラ紀から白亜紀にかけて生息した草食恐竜に、全身が分厚い装甲で覆われた「曲竜類」と呼ばれる一群がいた。鎧を身にまとっているようであることから「鎧竜」とも呼ばれるこの恐竜には、鋭い突起を持つものも多く、こうした構造は、腹をすかせた肉食恐竜の攻撃から身を守るのにうってつけであるように見える。ところが、新たに発見された保存状態の極めて良好な曲竜化石の特徴は、そうした棘状の突起が主に配偶相手やライバルに向けたディスプレイに使われていた可能性を示唆していた。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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