Nature ダイジェスト

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毎秒1000億コマの超高速撮影技術

Nature ダイジェスト Vol. 12 No. 3 | doi : 10.1038/ndigest.2015.150326

原文:Nature (2014-12-04) | doi: 10.1038/516046a | Ultrafast imaging takes on a new design

Brian W. Pogue

超高速現象を毎秒1000億フレーム(コマ)の速さで記録できる、新たな画像撮影技術が開発された。1回きりで繰り返さない現象でも捉えることができ、ストロボやフラッシュも必要ない。この技術は、生物医学やセキュリティー技術に応用できる可能性がある。

時間とともに変化していく現象の画像を、特別な照明方法を使わずに最大で毎秒1000億フレームの速度で撮影できる技術を、ワシントン大学生物医学工学科(米国ミズーリ州セントルイス)のLiang Gaoらが開発し、Nature 2014年12月4日号74ページに報告した1。この技術は、ユニークなハードウエア設計に加え、画像の時間変化を空間的データに変換することで、これまで不可能だった超高速撮影を実現した。この方法は、1度しか起こらず、繰り返さない超高速現象の撮影が可能であり、しかも1回の露光しか必要ない。一方、現在使われている超高速撮影技術は通常、繰り返すことが可能な現象を何度も撮影するか、もしくはストロボやフラッシュの使用が必要だった。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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