Nature ダイジェスト

Editorial

きちんとした気候工学研究を前進させよう

Nature ダイジェスト Vol. 12 No. 3 | doi : 10.1038/ndigest.2015.150328

原文:Nature (2014-12-04) | doi: 10.1038/516008a | Look ahead

気候工学研究はきちんと進めなければならない。生み出された技術が実際に有用かどうかを見極める必要があるからだ。

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皮肉なことに、気候工学(geoengineering)のメリットが社会で検討されるときにはすでに、気候の変化が最高潮に達している。人類は、大量の温室効果ガス分子を日々大気中に放出することで地球の気候を故意に変えているにもかかわらず、温室効果ガスがどのように気候を変化させるか予想することができない。その結果生じる気候変動の規模が分からないので心配が膨らむばかりだ。さらに懸念されるのが、地球温暖化が引き起こす物理的、社会的、経済的副作用なのだが、それらが一般的に有害な影響を及ぼすと信ずる理由は十分にある。

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Nature ダイジェスト Online edition: ISSN 2424-0702 Print edition: ISSN 2189-7778

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