よくある質問

Nature Communications について

Nature Communications での論文掲載

掲載論文に対するアクセス

その他


Q. Nature Communications とは?

Nature Communications は、オンライン限定の、新しい学際的ジャーナルです。生物科学、化学、物理科学のあらゆる領域を対象範囲とし、学際的アプローチによる研究論文の投稿を奨励しています。掲載される論文には質の高さが求められますが、必ずしもNature や Nature 関連誌に掲載される論文ほど広範囲にわたる科学的影響力をもつ必要はありません。むしろ、特定の科学分野でかなりの注目を集める研究の進展であることが期待されています。Nature Communications には、独立性を有する編集チームが組織されています。この編集チームが、外部の編集諮問委員会のサポートを受け、査読結果をもとに、迅速かつ公正に論文掲載の可否を決定します。

Q. Nature Communications の対象範囲は?

Nature Communications の対象範囲は、ネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)の得意分野である生物科学、化学、物理科学を反映しています。また、専門分野に特化した Nature 関連誌が対象とする分野も含まれます。それ以外にも、例えば発生生物学、植物科学、微生物学、生態学、進化、古生物学、天文学、高エネルギー物理学といった分野のように、既存の Nature 関連誌が扱っていない分野の論文投稿も奨励しています。とりわけ生物物理学、物理化学、環境科学、数理生物学など、領域横断的分野からの論文投稿も歓迎します。論文掲載の審査から除外されている分野はありません。掲載される論文には質の高さが求められますが、必ずしもNature や Nature 関連誌に掲載される論文ほど広範囲にわたる科学的影響力をもつ必要はありません。

Q. ネイチャーのほかのジャーナルとの違いは?

Nature や Nature 関連誌は、印刷版と電子版で発行されます。画期的な研究論文のほかにも、社説やニュース、研究成果を解説した NEWS & VIEWS などの記事も掲載されます。一方、Nature Communications には、NEWS & VIEWS は掲載されません。これは、Nature Communications が査読論文を読者に迅速にお届けするためのオンライン限定ジャーナルであることによります。一次研究論文に一貫して集中することによって、受理から28日以内での論文掲載をめざしています。

Nature Communications が独立性のある編集チームを有している点は、Nature や Nature 関連誌と同じです。

また一方で、Nature Communications には編集諮問委員会が設置され、新興研究分野の認知や受け入れにも万全を期しています。この「編集諮問委員会」は正式な査読には関与しません。

Q. チーフエディターはどんな人?

Nature Communications のチーフエディターは Lesley Anson です。彼女は、生物物理学を学んだ後、1999年にNPGに入社し、Nature の編集チームで細胞神経科学と分子神経科学の論文原稿の編集を担当しました。2001年にはNature Insights 担当エディターに任命され、同シリーズの順調な運営に貢献し、そのかたわら、膜輸送と感覚情報伝達に関する論文原稿の編集を続けてきました。彼女は、専任の編集チームとともに、各論文のNature Communicationsへの掲載の可否を判断します。

Q. 編集体制はどうなっているの?

創刊にあたって、化学物理学者の Stefano Tonzani、生化学者の Katie Ridd、有機化学者の Richard White の3人のエディターがチーフエディターを補佐します。この3人の豊富な経歴を合わせると、生物科学、化学、物理科学の幅広い分野がカバーされます。また、社外の編集諮問委員会が編集チームと連携し、インフォーマルな助言をして、それが初期段階の編集上の決定における判断材料になることがあります。ただし、ネイチャーのほかのジャーナルと同様に、Nature Communications は編集の独立性が守られており、論文原稿の採否に関する決定権は社内の編集チームとチーフエディターがもっています。

Q. 編集諮問委員会とは?

編集諮問委員会」は、さまざまな科学分野の著名な科学者、特に編集チームの研究経験が少ない分野の科学者によって構成されています。同委員会の役割は、編集チームに対して、研究コミュニティーでの新展開に関する情報を提供し、特定の論文を Nature Communications に掲載することの是非についてインフォーマルに助言することです。同委員会は、論文原稿に関する正式な勧告を行いませんが、幅広い見識を提供することで、必要とされる全分野で社内の編集チームを確実にサポートします。

Q. 編集諮問委員会はどういうメンバー?

生物科学、化学、物理科学のあらゆる主要分野から選ばれた定評ある専門家がメンバーとなっています。Nature Communications は、この委員会に集積された幅広く奥深い専門知識によって、それぞれの研究分野におけるさまざまなニーズに確実に対応します。

Q. 編集諮問委員会のメンバーはどのように選任されるの?

編集諮問委員会」のメンバーは、チーフエディターからその職を依頼されます。任期は2年間(1期目)です。

Q. 編集諮問委員会は、査読者のコメントを読んだり、投稿論文に関する決定を行ったりするのでしょうか?

いいえ。Nature Communications の編集チームが、すべての編集上の決定を行います。この点は、ネイチャーのほかのジャーナルと同じです。

Q. ネイチャーのほかのジャーナルにある NEWS や NEWS & VIEWS がないのはなぜ?

ネイチャーの既存のジャーナルにある NEWS や NEWS & VIEWS によって、科学的トピックは既に十分に取り上げられているといえます。新しいタイプのジャーナルであるNature Communications はあくまでも一次研究論文に特化し、著者が迅速に研究成果を発表するための高品質な媒体を提供することを目的としているのです。

Q.Nature 以外にも、広範な研究分野を対象とする科学ジャーナルを創刊したのはなぜ?

Nature の使命は、特定の研究分野だけでなく、科学の全分野にわたって論文・記事を掲載することです。それに対して Nature Communications は、この使命をさらに一歩進めて、各分野の専門家が読みたいと思う科学研究の進展をできるだけ幅広く提供していきます。そして専門分野にかかわらず、著者が論文を高い品質で、迅速かつ効率的に出版するための1 つの方法として位置付けられます。掲載される論文には質の高さが求められますが、必ずしもNature や Nature 関連誌に掲載される論文ほど広範囲にわたる科学的影響力をもつ必要はありません。むしろ、特定の科学分野でかなりの注目を集める研究の進展であることが期待されています。

Q. 臨床研究論文を掲載しない理由は?

現在のところ、Nature Communications の対象範囲に臨床研究は入っていません。

Q. Nature Communications に掲載されるまでに要する日数は?

電子出版は迅速で絶え間なく行われます。論文は、準備が整い次第、掲載されます。受理後28日以内での出版を理想としています。

Q. ネイチャーのほかのジャーナルで受理されなかった論文をNature Communications で出版できますか?

はい。Nature Communications の編集体制は、NPG のほかのジャーナルから独立しています。ネイチャーのほかのジャーナルで不受理となった論文原稿が投稿されれば、Nature Communications での掲載の可否を検討します。ほかのジャーナルで不受理となった際に、著者の許可が得られれば、論文原稿をNature Communications に転送することが可能です(再投稿の手続きは不要)。不受理となったジャーナルで既に査読が行われていた場合には、著者の要請があれば、査読者(レフェリー)の氏名とコメントをNature Communications に送付することもできます。

Q. Nature Communications は、査読ジャーナルですか?

はい。ネイチャーのジャーナルにおける基準に準拠した査読(ピアレビュー)が、厳格に実施されます。

Q. Nature Communications で論文を出版するメリットは?

Nature Communications は、短期間での論文掲載、そして論文の該当分野の専門家に読まれることを必須と考える著者の希望に対応しています。

Q. ネイチャーのほかのジャーナルで不受理となった論文原稿は自動的に Nature Communications に転送されますか?

いいえ。論文原稿に対する管理権は全面的に論文著者に帰属しています。不受理の連絡の末尾にはリンクが付記されており、このリンクから、論文原稿をNature Communications を含む NPG のジャーナルに転送することはできます。

Q. Nature Communications は、オープンアクセスのジャーナルですか?

2014年9月Nature Communications の完全オープンアクセス(OA)化が発表されました。新規に投稿される論文の出版形式はすべてオープンアクセスでの出版となります。オープンアクセスでの出版には、Article Processing Charge(APC)が発生します。

Q. 「ハイブリッド」ジャーナルとは何ですか?

定期購読料と Article Processing Charge(APC)を合わせた収益モデルで運営されるジャーナルのことを意味します。著者が自分の論文の出版形式を、従来の定期購読方式とオープンアクセスの2つから選択できます。

2014年9月Nature Communications の完全オープンアクセス(OA)化が発表されました。新規に投稿される論文の出版形式はすべてオープンアクセスでの出版となります。オープンアクセスでの出版には、Article Processing Charge(APC)が発生します。

Q. 論文原稿の投稿方法は?

投稿に関しては「著者の皆様へ」をご覧ください。
投稿用のサイトはこちらです。

Q. Article Processing Charge (APC)とクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのバージョンは?

Nature Communications で出版される論文のライセンスは、クリエイティブ・コモンズ(CC)ライセンスのCC BY 4.0を標準とし、他のCCライセンス(CC BY-NC-NDおよびCC BY-NC-SA)についても必要に応じて利用可能です。なお、どのCCライセンスを選択していただいてもAPCの金額に差はありません。すべてのライセンス形態ともに一律 661,500円(税抜き価格)です。

ライセンスの詳細は、「オープンアクセスについて」をご覧ください。

Q. オープンアクセスでない論文には、ネイチャーのほかのジャーナルと同様のアーカイビングに関する方針が適用されますか?

はい。Nature Communications は、NPG のセルフアーカイビングに関する方針と出版ライセンスに準拠します。NPG によって出版された原著研究論文の著者には、受理・査読を経た論文原稿を資金提供団体のアーカイブに提出して、出版から6か月後に一般公開することをお勧めします。また、著者版の論文原稿を出版から6か月後に所属研究機関のレポジトリ(と著者個人のウェブサイト)でアーカイブされることもお勧めします。

Nature Communications では、NPG が、論文寄託サービスを通じて、著者に代わってセルフアーカイビングを行うことができます。

Q. オンライン限定のNature Communications では、どのようにして論文を見つけてもらえるのですか?

Nature Communications の掲載論文は、主要な抄録・索引データベースに索引登録されます。また内容に応じて、NPG のほかのジャーナル(印刷版と電子版)でも紹介されることもあります。

Q. Nature Communications に広告を掲載できますか?

ウェブサイトにオンライン広告を掲載することができます。詳しい内容は、こちらからお問い合わせください。

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