Nature ハイライト

生物物理学: 移動方向を逆転させて、動き方を解明

Nature 566, 7744

キネシンやダイニンなどのモータータンパク質は、細胞骨格フィラメントの上を走ってさまざまな積み荷を細胞内の至る所に運ぶ「機関車」である。モータータンパク質は一方向にだけ移動するが、極性を持つこのようなフィラメント上での移動の方向はモーターの種類によって異なっている。今回A Yildizたちは、モータータンパク質研究分野で長く待たれていた目標をついに達成した。つまり、微小管上を野生型のダイニンとは逆の方向に移動するダイニンを作製したのである。そのデータから、移動の方向性を支配するのは、ストーク(柄)の長さと、モーターに対するストークの角度であることが分かった。

Letter p.407
doi: 10.1038/s41586-019-0914-z | 日本語要約 | Full Text | PDF

2019年2月21日号の Nature ハイライト

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