Nature ハイライト

生化学: 自然が作るN–N結合

Nature 566, 7742

ストレプトゾトシンは、N-ニトロソ基を持つ天然物由来の化学療法薬で、特に膵臓がんに用いられている。今回E Balskusたちは、ストレプトゾトシンの生合成について報告している。この生合成では、N-メチル-L-アルギニンの酸化的転位を触媒してN-ニトロソ尿素生成物を生じる金属酵素SznFによって、珍しいN–N結合が形成される。このN–N結合形成は自然界にほとんど前例がないが、SznFのホモログは細菌の間で広く見られることが見いだされた。これは、生物活性化合物がさらに発見される可能性を示唆している。

Letter p.94
doi: 10.1038/s41586-019-0894-z | 日本語要約 | Full Text | PDF

2019年2月7日号の Nature ハイライト

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