Nature ハイライト

進化学: 動物の軍拡競走における強さと敏捷さ

Nature 554, 7691

研究用のGPS首輪を装着したチーター。
研究用のGPS首輪を装着したチーター。 | 拡大する

Credit: A Wilson, RVC, awilson@rvc.ac.uk

自然とは、歯と爪を血で染めるものかもしれないが、動物の軍拡競走では必ずしも力が強い者が勝つとは限らない。今回、ライオンがどのようにシマウマを追い掛け、チーターがどのようにインパラを追跡するのかを詳細に調べた研究で、それぞれの捕食者–被食者ペアにおいては、捕食者の方が被食者よりも筋力が著しく大きく、加速や減速の能力もはるかに高いが、より低い速度では、被食者の方がより敏捷に動くことができ、捕食者の追跡から逃れられることが明らかになった。いずれにしても、捕食者が自らの生存を可能とするような狩りの成功率を維持するためには、被食者を上回る運動能力を有する必要がある。

Article p.183
doi: 10.1038/nature25479 | 日本語要約 | Full Text | PDF
News & Views p.176
doi: 10.1038/d41586-018-01278-w | 日本語要約 | Full Text

2018年2月8日号の Nature ハイライト

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