Nature ハイライト

幹細胞: ヒト誘導多能性幹細胞の変動をマッピングするブックマーク

Nature 546, 7658

今回、ヒト誘導多能性幹細胞イニシアチブ(HipSci)が、約300人の健康なドナーから700以上のヒト誘導多能性幹(iPS)細胞株を作製し、遺伝型および表現型を決定したことを報告している。これらのデータの解析からは、細胞間に見られる表現型の多様性の大部分は個体間の差異に起因することが示されたが、著者たちは、iPS細胞で再プログラム化後に繰り返し見られるまれな遺伝的異常がもたらす結果も評価しており、ヒト多能性細胞のトランスクリプトームを変化させ得るありふれた調節バリアントの地図を提示している。この情報源は複合形質やがんの遺伝的研究に役立つと考えられる。

Article p.370
doi: 10.1038/nature22403 | 日本語要約 | Full Text | PDF

2017年6月15日号の Nature ハイライト

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