Press release

Nature、2009年の被引用回数が最多のジャーナル誌に- インパクトファクターも自己記録を更新

2010年6月23日

Nature の2009年のインパクトファクターは、これまでで最高の34.480となり、同誌は、3年連続で、週刊の科学ジャーナル誌としてナンバーワンの地位を守りました。2009 Journal Citation Report (JCR), Science Edition によれば、Nature のインパクトファクターは、7347誌中第8位で、被引用回数では、JCRの評価対象となっているジャーナル誌の中で最多の483,039を記録しました。

Nature 6月17日号の評価指標に関する特集でも論じられているように、インパクトファクターは、取扱いに注意を要しますが、科学ジャーナル誌のパフォーマンスを測る重要な尺度です。私は、今回発表された Nature チームの成果を誇りに思っています。このようにNature のインパクトファクターが伸びていることは、Nature の各科学分野の編集者が、レフェリー(査読者)の助言を受けながら、論文著者と 読者のために高水準のサービスを提供し、決定を下す能力を備えていることの現われです。」Nature の編集長(Editor-in-Chief)であるPhilip Campbell は、こう話しています。

ネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)の強力なポートフォリオには、主力ジャーナル誌 Nature を筆頭に、JCRの各分野で第1位のジャーナル誌15誌が含まれています。NPGのマネージングディレクター Steven Inchcoombe は、次のように話しています。「NPGは、科学者とその所属する科学分野のニーズに応えるために全力を尽くしています。そのための最も効果的な活動は、で きるだけ幅広い読者に向けて、最も重要かつ貴重な科学的知見を伝えることです。今回発表されたインパクトファクターの結果は、私たちが、こうした活動に成 功を収めており、超一流の著者やレフェリーと一緒に仕事をする栄誉に恵まれたことを反映しています。」

Nature と Nature リサーチ誌に投稿された論文原稿の90%以上は掲載受理されませんが、この過程で、大量の投稿原稿の中から最もインパクトの大きな科学研究が選別されてい るのです。被引用回数の多さは、高い品質に対するコミットメント、そして編集の各段階で、社内の編集チームが論文の質を向上させるために払った努力を示し ています。

今年、Nature Geoscience の初年度インパクトファクターが8.108と発表され、Geosciences(地球科学)分野でナンバーワンのジャーナル誌となりました。また、Nature リサーチ誌のうち13誌のインパクトファクターが昨年より上昇しています。特に著しく上昇したのは、Nature Biotechnology(29.495)、Nature Genetics (34.284)、Nature Materials (29.504)、Nature Nanotechnology (26.309)の各誌です。

品質に重点的に取り組む姿勢は、世界の一流の研究者による総説論文が掲載されている生命科学系 Nature Reviews シリーズでも貫かれています。このシリーズの月間レビュー誌7 誌は、それぞれの研究分野でのインパクトファクターがトップです。とりわけ Nature Reviews Molecular Cell Biology は、2009年版JCRによれば、インパクトファクターが42.198で、7347誌中第4位のジャーナル誌となりました。

今年は、NPG のアカデミックジャーナル誌や学会機関誌も好成績をあげています。特に、Molecular Psychiatry は、心理学のジャーナル誌117誌中トップで、インパクトファクターは15.049に増えました。Journal of Investigative Dermatology は、皮膚科学のジャーナル誌48誌中トップの座を守りました。また、Cell Research は、インパクトファクターを毎年伸ばしてきており、2009年のインパクトファクターは8.151で、アジア太平洋地域のジャーナル誌では最高のインパクトファクターを記録しました。NPGは、2006年以来、中国科学院上海生命科学研究院のために Cell Research を発行しています。

2010年発表 インパクトファクター

※本プレスリリースの原本は英語であり、日本語は参考翻訳です。
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