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地球:キラウエア火山における地震発生率変化を応力計として使用
The use of earthquake rate changes as a stress meter at Kilauea volcano
JAMES DIETERICH, VALERIE CAYOL & PAUL OKUBO

地球の地殻内応力変化は通常、観測された制約条件として地表近くの変形を用いたモデル計算によって見積もられている。しかし、地震活動変化と応力が広範囲にわたって相関することから、応力変化が地震活動カタログから得られた地震発生率によって計算できる可能性が示唆されている。地震活動データは日々収集され、空間および時間分解能もよいのでこの可能性はかなり魅力的だが、地震発生率は応力と時間に対して非線形に変化するため、この方法が成功した例はまだない。しかし今回、地震発生率の応力および時間依存性の定式化を用いて、地震発生率データから逆に応力変化を推測する2種類の方法を示す。これらの方法をハワイのキラウエア火山に適用した結果は独立した見積もりとよい一致を示しており、地震発生率が遠隔計測応力計として現実的であることを示唆している。

 

© NPG Nature Asia-Pacific 2007  掲載記事の無断転載を禁じます。