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2000年伊豆諸島群発地震で得られた応力速度が地震活動を支配する証拠
マグマの貫入と噴火は、間隙流体や熱の拡散と関連づけることのできないようなマグマの火道から離れた場所における地震活動に突然の変化を通常もたらす。そのような「群発」地震活動は時間と共に移動し、「犬用の骨」状の分布を示すことが多い。群発地震活動内で最大の地震は大森公式(指数法則)による時間減衰に従う余震を引き起こすが、余震の継続時間は通常の地震活動と比べると劇的に小さい。ここでは、これまで記録されたなかで最も活発な群発地震の1つを用いて、マグマの貫入によりもたらされた応力に対するこれらの性質の依存性を調べた。2ヶ月にわたるダイク(マグマ)の貫入の間に、地震活動が1000倍増加し、余震の継続時間が1000分の1に減少した。地震活動度は計算した応力速度に比例し、余震活動の継続時間は応力速度に反比例することが分かった。このような振る舞いは、実験室における速度/状態依存構成則と一致しており、群発地震活動の発生を説明することができると考えられる。貫入、噴出、あるいはクリープにより、応力速度の増加が継続されるならば、いずれの場合もそのような地震学的な振る舞いを引き起こすであろう。
/産業技術総合研究所、S Toda et al.
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